ラクスル、手提げ紙袋製造販売の丸玉工業など2社を子会社化

印刷・広告のプラットフォーム事業を展開するラクスルは、梱包材分野の強化を目的に、手提げ紙袋の製造販売を手がける丸玉工業(岐阜市)と、その兄弟会社で就労継続支援A型事業所を運営する丸玉ウェル(同)を子会社化する。両社の全株式を取得し、取得予定日は2025年8月1日。取得価額は非公表。
丸玉工業は、主力の段ボール事業と親和性の高い手提げ紙袋を展開し、2024年6月期の売上高は9億1600万円、営業利益は3800万円、純資産は7億8900万円。一方の丸玉ウェルは、障がい者の雇用支援を目的とした就労支援事業を展開しており、2024年3月期の売上高は6700万円、営業損失は1000万円、純資産は1400万円。
今回の子会社化により、梱包資材の品ぞろえ拡充と、社会的価値を創出する新たな事業基盤の構築を図り、グループ全体での付加価値の向上を目指す。