サイボウズ、プロバスケットボールクラブ運営のエヒメスポーツエンターテイメントを第三者割当増資で子会社化

業務効率化を支援するソフトウエア開発を主力とするサイボウズは、プロバスケットボールクラブ「愛媛オレンジバイキングス」を運営するエヒメスポーツエンターテイメント(松山市)の第三者割当増資を引き受け、同社を子会社化する。取得価額は1億9,300万円で、株式の50.15%を取得。取得予定日は2025年6月26日。
サイボウズは、自社の強みであるチームワーク支援の技術・ノウハウを地域社会にも還元する取り組みとして、「チームワークあふれるまちづくり室」を設立しており、今回の出資はその一環。創業の地である愛媛から、地域との連携による新たな価値創出をスタートさせる狙いだ。
子会社となるエヒメスポーツエンターテイメントの2024年6月期の業績は、売上高3億9,500万円、営業利益1,500万円、純資産2,100万円。今後はサイボウズとの連携を通じて、地域スポーツとITの融合による新たな地域活性モデルの構築が期待される。