三谷セキサン、IT機器販売子会社のゲイトウェイ・コンピュータをTD SYNNEXに譲渡

三谷セキサンは、基礎工事用杭や電柱などのコンクリート二次製品の製造に注力する一方で、IT機器・ソフトウエア販売を手がけるゲイトウェイ・コンピュータ(東京都千代田区)を譲渡し、事業の「選択と集中」を図る。

譲渡先となる米電子情報機器・エレクトロニクス商社大手TD SYNNEXの日本法人(東京都港区)は、ゲイトウェイが持つグローバルビジネスの専門性と、自社の100カ国以上に展開するネットワークを組み合わせることで、相乗効果に期待している。

ゲイトウェイ・コンピュータの2025年3月期の業績は、売上高45億7000万円、営業利益1億7100万円、純資産9億9200万円。譲渡価額は非公表で、譲渡日は2025年9月30日。三谷セキサンが保有するゲイトウェイ株式96.3%を全て譲渡した。