オカムラ食品工業、養殖業のラトビアRiga Bay Aquacultureを子会社化

水産養殖や水産加工を手がけるオカムラ食品工業株式会社は、ラトビアのサーモントラウト養殖事業を展開するRiga Bay Aquaculture, AS(所在地:リガ市)の株式51%を取得し、子会社化する。欧州での養殖体制を拡充することで、国内における加工事業の収益改善と利益の安定化を図る。株式取得は2025年7月中旬を予定し、取得価額は500万円。
株式はデンマークの連結子会社Musholm A/Sを通じて取得する。Riga Bayは2023年に設立され、2026年の事業稼働を予定。2024年12月期の実績は、売上高ゼロ、営業損失116万円、純資産416万円。
オカムラ食品工業は、同事業への出資を通じて原料調達の安定化を進めるとともに、欧州をはじめとしたグローバル市場への対応力強化を目指す。